堀井和子さんの朝ごはんの本

来週末に開催されるGOOD FOOD MARKETに持っていく古本の値付け作業をしています。
本の値付けをしていると、つい読みふけってしまうことがあります。そんな今日の一冊は、堀井和子さんの「朝ごはんの空気を見つけにいく / 講談社」でした。

この本は、朝・昼・晩と3食、朝ごはんだったらいいのになと思うぐらい朝食好きの堀井和子さんが、家族や知人などから収集した朝ごはんのアンケートをまとめたものです。
パンかご飯か、コーヒーか紅茶か、あるいはお気に入りのジャムや愛用の食器など、堀井和子さんらしい美しいスタイリングとともに紹介されています。
この中の、持ち手が緑色の葉っぱみたいなロイヤルコペンハーゲンの黄色いティーカップがすっかり気に入ってしまいました。
普段はコーヒー党の私ですが、このカップでレモンティーが飲みたいと思いました。しかし、このシリーズ、残念なことに廃盤になっていました。いつかどこかの北欧雑貨のお店で見つけたいです。

Ursula(ウワスラ)のティーカップ

私は、こういう本が好きです。いろいろな人のそれぞれに好きなことや大切な時間、普段の暮らしの中のささやかなよろこび、など、そんなエピソードがまとめられた本がたくさんあったらいいな、と思っています。

kayo
女性向け古本担当  会社員として過ごしていたある日、ネットで生まれてはじめて買った古本『暮しの手帖』。この一冊がわたしの運命を大きく変えた。まもなく脱サラして結婚と同時に夫婦でオンライン古書店をスタート。人の普段の暮らし方について興味があり、増田れい子・住井すゑ・岡部伊都子・クニエダヤスエなどエッセイを好む。手紙舎の古本のセレクトを主に担当。千葉県出身。一児の母。書道師範。

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