【3days Bookstore !? ③】Special Thx to MAIN TENTさん、まどそらさん、カヌー犬さん!!

前回の続き:【3days Bookstore !? ②】そして集まった「7つの古本屋」

私たちが3ヶ月かかって練り上げた、自信を持って送る3days Bookstoreの内容について語る前に、一つだけ書いておきたいことがある。
それは、私がこうやって書くことで、まるで私一人で作ったような印象を与えてしまったかもしれないが、それは全く事実と異なる。
はっきり言えるのは、私一人の力では、到底3days Bookstoreの企画をここまで作ることはできなかった、ということ。
3days Bookstoreとは、手紙社EDiTORSという場所の上に、7つの古本屋(柱)によって創られる、週末3日間だけの夢のような架空の本屋であって、私はその一出店者にすぎない。
私はこのイベントの内容を知ってもらいたくて、自発的に書いているだけなのだ。

そのことを踏まえた上で、今回タイトルにあげた3つの古本屋さんに、特に感謝したい。

MAIN TENTさん、古書まどそら堂さん、カヌー犬ブックスさんは、去年の12月の、企画が全く白紙(!)の状態からご参加いただき、貴重なアイデアを数多く頂いた。
ある時は居酒屋で、ある時は西調布のEDiTORSで、またある時はそれぞれのお店で、必死に知恵を出し合い、そうして少しずつ、3days Bookstoreという架空の本屋の姿が、私たちの中で形となっていったのだ。原点に立ち返り、ゼロから古本イベントを創り直すんだ、という思いを共有して。まるで作曲するかのように。

MAIN TENTさんは、絵本に強い愛をもつ吉祥寺の絵本屋さん。もう一つの姿はダンサーで、振付やショーの舞台監督もやる多彩な才能の持ち主。3days Bookstoreの架空の本屋というコンセプト、また一風変わった会場レイアウトは、MAIN TENTさんのアイデアなくしてありえなかった。

古書まどそら堂さんは、国分寺の古本屋さん。以前、私が連載する「日本古書通信」の記事で、「少女漫画が好きな澁澤龍彦の書斎のような本屋」と書いたことがある(笑)独特の古本センスの持ち主。しかも前職は、現代美術のアーティストをされていた方。こちらも、架空の本屋というコンセプト、また会場を彩るディスプレイについて、多くの貴重なアイデアを出して頂いた。

写真がなくて申し訳ないが、カヌー犬ブックスさんは料理、暮らし専門のオンライン古書店。東京蚤の市では初回から、さらにそれ以前のイベントからご一緒させて頂いた、古い付き合いの方。IT系のサラリーマンをしながら、毎回良い本をキッチリ揃えてきて、「良い品揃えだな」と内心嫉妬していた。基本的なコンセプトの面で、様々なアイデアを出して頂いた。

これで、「7つの古本屋」のうちの3店舗の姿が、少しだけ明らかになった。そして、残る3つの古本屋さんも、私ごときが言うのも恐縮だが、本当に凄いんです。ここでも紹介させて頂くが、近く「今日のお手紙」で始まる3days Bookstoreの出店者紹介で、その姿が明らかになるだろう。

では次回から、3days Bookstoreの内容をご紹介したい。

MAIN TENTさんから出して頂いた、たくさんのアイデアの中の一つ。この時はまだタイトルが決まってなかった(笑)絵描きもされているのでイラストも上手い!

本とコーヒー tegamisha

手紙社さんの新しい柴崎のお店「本とコーヒー tegamisha」4月1日にオープンとなりました。今日開店前にちょっと写真を撮らせてもらったので、オープンしたてホヤホヤのお店の様子をどうぞ!

事前に告知したように、当店も古本の方でちょこっとお手伝いさせてもらってます。手紙舎の本棚担当のカミさんが、日々プレッシャーと闘いながら仕入れに奮闘しておるようです。それについてはおいおいこのブログで紹介していきます。
ではみなさんよい週末を。

詳しくはこちらを☞ http://tegamisha.com/shop#books

手紙社の本屋に納品に行ってきました。

昨日は手紙社さんの新店舗、柴崎の2nd storyの一階にできる本屋さんの納品に行ってきました。詳しくは『今日のお手紙』の「本屋、やります。」「焙煎、やります。」「手紙舎新店舗情報」をご覧ください。

一ヶ月ほど前に本屋さんの話を伺いまして、出されたお題に基づいて昨日までカミさんと二人で必死に古本を集めました。納品した時は店内の内装もほぼ終わり、届いた新刊書を棚に埋める真最中。「新刊と古本が並ぶなんて最高だねー」と北島さんもご満悦の様子。店の奥には話に聞いた通りピカピカのでっかい焙煎機が鎮座し、コーヒー担当の関根さんがいそいそと準備中。今から焙煎コーヒーの深い香りが漂ってくるよう。

All you need is a good book and a cup of coffee.

開店がとても楽しみです。
オープンは4月予定とのこと。本屋には手紙社さんがセレクトした新刊書と古書モダン・クラシックの古本、そし紙モノが並ぶそうです。東京の新たな新名所になるか!?どうぞご期待ください。